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換算曲線グラフ(間接換算による参考値)
本ツールの換算曲線は、異なる試験規格の理論式を組み合わせた便宜的な間接換算です。
τy = 2222 × exp(-0.01761 × Sf)
S = 300 - 347 × (τ₀ - 212) / ρ
※ 東舟道ら (2023) 日本建築学会構造系論文集, Vol.88, No.803
※ Ferraris式: Ferraris (1999), NIST
※ フロー値から降伏応力を経由してスランプを推定。実務での使用には実測確認を推奨。
ポンプ圧送適用判定
キャスタブルには吐出量過大の傾向
配管径100mm以上で適用可
低セメントキャスタブル対応
耐火材専用・高圧対応
代表的物性範囲
入力値サマリー
タップフロー値とスランプ値の直接的な換算式は存在しません。 本ツールでは、降伏応力(τ₀)を共通パラメータとして、異なる材料系の式を連結することで間接的に換算しています。
東舟道裕亮, 山田義智, 平野修也 (2023) のMPS検証に基づく、フロー試験からの降伏応力推定式です。
- τy
- 降伏応力 [Pa] - 流動開始に必要なせん断応力
- Sf
- フロー値 [mm] - タップフロー(Fl.15)またはフリーフロー(Fl.0)
- 2222
- 係数 [Pa] - 実験的に決定された定数
- 0.01761
- 指数係数 [1/mm] - 実験的に決定された定数
Ferraris (1999) NIST論文に基づく、コンクリートのスランプ試験と降伏応力の関係式です。 本ツールでは逆算してスランプ値を推定しています。
- S
- スランプ値 [mm] - 0〜300mmの範囲
- τ₀
- 降伏応力 [Pa] - Step 1で計算した値
- ρ
- 2350 kg/m³ - Ferraris式の基準コンクリート密度(固定)
- 300
- スランプコーン高さ [mm] - JIS A 1101
- 212, 347
- 実験定数(NISTによる回帰分析)
- 異なる材料系の式連結: 東舟道らの提案式(5)はセメントペースト・モルタル、Ferraris式はコンクリート向けに開発された式です。異なる材料系の式を降伏応力で連結しているため、推定精度には限界があります。
- 試験条件の違い: タップフロー試験(JIS R 2521: コーン高さ60mm、タッピング15回)とスランプ試験(JIS A 1101: コーン高さ300mm、自然沈下)は異なる試験方法です。
- 密度の影響: 混練時密度は材料・配合により大きく異なります。正確な推定には実測密度の入力を推奨します。
- 参考値としてのみ使用: 本推定値は学術的な間接換算に基づく参考値です。実務での採用には必ず実測確認を行ってください。
[1] 東舟道裕亮, 山田義智, 平野修也 (2023). フロー試験によるセメントペーストおよびモルタルのレオロジー定数推定法に関する研究. 日本建築学会構造系論文集, Vol.88, No.803.
[2] 村田二郎 (1987). スランプ試験の理論的研究. セメント技術年報 Vol.41, pp.230-233.
[3] Ferraris, C.F. (1999). Measurement of the Rheological Properties of High Performance Concrete. J. Res. Natl. Inst. Stand. Technol. 104(5), 461-478.
[4] Roussel, N. & Coussot, P. (2005). "Fifty-cent rheometer" for yield stress measurements. J. Rheology 49(3), 705-718. ※参考
📐 計算パラメータ
| コーン体積 V | 344,004 mm³ |
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= π×60×(35² + 35×50 + 50²)/3 JIS R 5201/2521 フローコーン(上径70mm, 下径100mm, 高さ60mm) |
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| 適用範囲 | 104〜400 mm |
| 決定係数 R² | 0.8415 |
| 係数 | 2222, -0.01761 |
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τy = 2222 × exp(-0.01761 × Sf) [Pa] 出典: 東舟道ら (2023) 提案式(5) |
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- 適用範囲: Free Flow (Fl.0, 無振動) 104〜400mm
- 参考値: 実務採用時は実測確認を推奨
詳細は左の「推定の詳細」を展開してご確認ください。