流動性評価ツール

Flowability Checker for Concrete & Castable Refractories

測定値入力

※ タップフロー(Fl.15)からの換算: Fl.0 ≈ Fl.15 / 1.16
⚠️ 混練直後の実測値を入力(乾燥後密度ではない)

プロット履歴

まだデータがありません

換算曲線グラフ(間接換算による参考値)

📊 物性範囲
⚠️ 換算手法について

本ツールの換算曲線は、異なる試験規格の理論式を組み合わせた便宜的な間接換算です。

使用関係式:
[Step 1] 東舟道らの提案式(5)(フロー値→降伏応力):
τy = 2222 × exp(-0.01761 × Sf)
[Step 2] Ferraris式(降伏応力→スランプ):
S = 300 - 347 × (τ₀ - 212) / ρ

※ 東舟道ら (2023) 日本建築学会構造系論文集, Vol.88, No.803
※ Ferraris式: Ferraris (1999), NIST
※ フロー値から降伏応力を経由してスランプを推定。実務での使用には実測確認を推奨。

ポンプ圧送適用判定

⚙️
ピストンポンプ
値を入力してください
高吐出量タイプ
キャスタブルには吐出量過大の傾向
🔄
スクイーズポンプ
値を入力してください
中吐出量タイプ
配管径100mm以上で適用可
🏭
耐火材対応ポンプA
値を入力してください
1-5 m³/h クラス
低セメントキャスタブル対応
🔥
耐火材対応ポンプB
値を入力してください
0.6-3 m³/h クラス
耐火材専用・高圧対応

代表的物性範囲

普通コンクリート (スランプ 80-180mm)
80-180
高流動コンクリート (スランプ 260-300mm, 崩壊)
260-300
キャスタブル振動流込 (Fl.0: 108-150mm)
108-150
キャスタブルFF (Fl.0: 150-220mm)
150-220
ポンプ圧送推奨域 (Fl.0 ≥180mm)
≥180

入力値サマリー

タップフロー
-- mm
スランプ値
-- mm
Free Flow (Fl.0) 平均
-- mm
推定カテゴリ
--
推定降伏応力 τ₀
-- Pa
スランプ推定値 ※参考値
-- mm
📖 間接換算の原理(クリックで展開)
📊 換算フローの概要

タップフロー値とスランプ値の直接的な換算式は存在しません。 本ツールでは、降伏応力(τ₀)を共通パラメータとして、異なる材料系の式を連結することで間接的に換算しています。

タップフロー
キャスタブル耐火物
JIS R 2521
東舟道らの提案式(5)
降伏応力 τ₀
共通パラメータ
[Pa]
Ferraris式
スランプ
コンクリート
JIS A 1101
1 東舟道らの提案式(5):フロー値 → 降伏応力

東舟道裕亮, 山田義智, 平野修也 (2023) のMPS検証に基づく、フロー試験からの降伏応力推定式です。

τy = 2222 × exp(-0.01761 × Sf)
τy
降伏応力 [Pa] - 流動開始に必要なせん断応力
Sf
フロー値 [mm] - タップフロー(Fl.15)またはフリーフロー(Fl.0)
2222
係数 [Pa] - 実験的に決定された定数
0.01761
指数係数 [1/mm] - 実験的に決定された定数
適用条件: フロー値 104-400mm(R² = 0.8415)
出典: 日本建築学会構造系論文集, Vol.88, No.803 (2023)
2 Ferraris式:降伏応力 → スランプ

Ferraris (1999) NIST論文に基づく、コンクリートのスランプ試験と降伏応力の関係式です。 本ツールでは逆算してスランプ値を推定しています。

元式: τ₀ = ρ/347 × (300 - S) + 212
逆算: S = 300 - 347 × (τ₀ - 212) / ρ
S
スランプ値 [mm] - 0〜300mmの範囲
τ₀
降伏応力 [Pa] - Step 1で計算した値
ρ
2350 kg/m³ - Ferraris式の基準コンクリート密度(固定)
300
スランプコーン高さ [mm] - JIS A 1101
212, 347
実験定数(NISTによる回帰分析)
⚠️ 重要な制約事項(必ずお読みください)
  • 異なる材料系の式連結: 東舟道らの提案式(5)はセメントペースト・モルタル、Ferraris式はコンクリート向けに開発された式です。異なる材料系の式を降伏応力で連結しているため、推定精度には限界があります。
  • 試験条件の違い: タップフロー試験(JIS R 2521: コーン高さ60mm、タッピング15回)とスランプ試験(JIS A 1101: コーン高さ300mm、自然沈下)は異なる試験方法です。
  • 密度の影響: 混練時密度は材料・配合により大きく異なります。正確な推定には実測密度の入力を推奨します。
  • 参考値としてのみ使用: 本推定値は学術的な間接換算に基づく参考値です。実務での採用には必ず実測確認を行ってください。
参考文献:
[1] 東舟道裕亮, 山田義智, 平野修也 (2023). フロー試験によるセメントペーストおよびモルタルのレオロジー定数推定法に関する研究. 日本建築学会構造系論文集, Vol.88, No.803.
[2] 村田二郎 (1987). スランプ試験の理論的研究. セメント技術年報 Vol.41, pp.230-233.
[3] Ferraris, C.F. (1999). Measurement of the Rheological Properties of High Performance Concrete. J. Res. Natl. Inst. Stand. Technol. 104(5), 461-478.
[4] Roussel, N. & Coussot, P. (2005). "Fifty-cent rheometer" for yield stress measurements. J. Rheology 49(3), 705-718. ※参考
📐 計算パラメータ
コーン体積 V 344,004 mm³
= π×60×(35² + 35×50 + 50²)/3
JIS R 5201/2521 フローコーン(上径70mm, 下径100mm, 高さ60mm)
適用範囲 104〜400 mm
決定係数 R² 0.8415
係数 2222, -0.01761
τy = 2222 × exp(-0.01761 × Sf) [Pa]
出典: 東舟道ら (2023) 提案式(5)
⚠️ 重要ポイント
  • 適用範囲: Free Flow (Fl.0, 無振動) 104〜400mm
  • 参考値: 実務採用時は実測確認を推奨

詳細は左の「推定の詳細」を展開してご確認ください。