テーマ1A:宇宙輸送機の革新的な軽量・高性能化及びコスト低減技術/シミュレーションを活用した熱可塑性複合材に係る基盤技術開発

テーマ1A:

宇宙輸送機の革新的な軽量・高性能化及びコスト低減技術/シミュレーションを活用した熱可塑性複合材に係る基盤技術開発

宇宙戦略基金第1期において、宇宙輸送機の軽量化を実現する革新的な熱可塑性複合材技術開発プロジェクトが採択されました。

採択プロジェクト情報

基本情報

実施機関:丸八株式会社
研究代表者:菅原 寿秀
テーマID:1A
カテゴリ:宇宙輸送
親テーマ:テーマ1 – 宇宙輸送機の革新的な軽量・高性能化及びコスト低減技術

技術開発課題名

「DX技術を活用した低コスト熱可塑CFRP 製大型タンクの設計・製造技術の高度化」

技術開発課題の概要

熱可塑CFRPで直胴部およびドーム部を個別に成形・接合し、直径5.2m全長7.9m重量1.2t(従来比1/2)のライナーレス極低温推進薬タンクを製造可能な技術基盤を確立するため、既に開発済みの自社技術を活かし、①極低温強度が高く量産可能な熱可塑CFRPテープ材料、②マルチスケールシミュレーションによるタンクの低温信頼性予測で、手戻りなしを実現する設計技術、③Automated Tape Placement (ATP)により直胴部およびドーム部を高速かつ低寸法誤差で成形し超軽量マンホールと一体化する技術、ならびに④成形時のその場観察と成形後の非破壊検査による検査・評価技術を開発する。技術開発段階での目標値を適切に設定し技術情報を有機的に連携させるため、シミュレーションを中核とするデジタルエンジニアリングプラットフォームを構築する。開発技術の有効性を、ステージゲートにてサブスケールタンク(直径0.5m 全長 1.5m)で実証し、プロジェクト終了時に小型タンク(直径2m 全長 2.5m) で実証する。

公募・採択スケジュール

公募開始 | 2024年7月5日
応募締切 | 2024年8月30日
ヒアリング | 2024年11月1日
採択発表 | 2025年1月30日

関連資料

実施テーマ詳細(JAXA公式)
– 採択結果発表資料:JAXA宇宙戦略基金サイトにて公開

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